
Python 文字列 isdigit() メソッド:数字の判定方法を徹底解説
Python で文字列が数字のみで構成されているかを判定する isdigit()
メソッドについて、構文、使い方、注意点をわかりやすく解説します。初心者でもすぐに理解できるように、具体的なコード例と実行結果を交えながら説明します。
isdigit()
メソッドとは?
isdigit()
メソッドは、文字列中のすべての文字が数字であるかどうかを判定する Python の組み込み関数です。
- すべて数字の場合:
True
を返します。 - 1つでも数字以外の文字が含まれる場合:
False
を返します。
isdigit()
メソッドは、ユーザーからの入力値を検証する際や、文字列データを数値として処理する前に確認する際に非常に役立ちます。
isdigit()
メソッドの構文
isdigit()
メソッドは引数を必要としません。
string
: 判定したい文字列
isdigit()
メソッドの使い方(具体例)
isdigit()
メソッドの基本的な使い方を、具体的なコード例で見ていきましょう。
数字のみ、混合文字、空文字列の判定
このように、isdigit()
メソッドを使うことで、文字列の内容を簡単にチェックできます。
Unicode 数字の判定
isdigit()
メソッドは、Unicode で表現された数字も認識できます。
様々な文字コードの数字を扱えるのが、isdigit()
メソッドの強みです。
isdigit()
メソッドに関する FAQ
Q: isdigit()
は負の数を検出できますか?
A: いいえ、isdigit()
は負の符号(-)を含む文字列に対して False
を返します。
Q: isdigit()
は小数に対して機能しますか?
A: いいえ、isdigit()
は小数点を含む文字列(例: "12.34")に対して False
を返します。
Q: isdigit()
は非ラテン文字の数字を認識できますか?
A: はい、isdigit()
は、デーヴァナーガリー文字やアラビア文字などの様々な Unicode スクリプトの数字を認識できます。
Q: isdigit()
と isnumeric()
の違いは何ですか?
A: isnumeric()
は、isdigit()
よりも広範な数値表現を認識できます。例えば、分数やローマ数字なども isnumeric()
であれば True
と判定されますが、isdigit()
では False
と判定されます。
まとめ
isdigit()
メソッドは、Python で文字列が数字のみで構成されているかを判定するための便利なツールです。この記事を参考に、ぜひ isdigit()
メソッドを使いこなしてください。