AIがDEV.toに記事を自動投稿？ Model Context Protocol (MCP) の活用方法

この記事は、筆者が実際にModel Context Protocol (MCP) を使用して、DEV.toに記事を自動投稿した方法について解説します。

MCPとは？AIを活用した次世代のAPI連携

**Model Context Protocol (MCP)**は、AIがコードやAPIとインタラクトできるような、スマートなアシスタントのようなものです。AIに、単なる提案だけでなく、実際に行動する力を与えると考えると分かりやすいでしょう。

DEV.toに記事を投稿するPublishツールを構築

MCPを使ってDEV.to へ記事を投稿するシンプルなシステムを構築してみましょう。意外と簡単に実装できます。

ステップ1：MCPサーバーのセットアップ

小さなミッションコントロールセンターを想像してください。

import { McpServer} from " @modelcontextprotocol/sdk/server/mcp.js "; 
const server = new McpServer ({ 
 name: "Demo", 
 version: "1.0.0" 
});

ステップ2：記事投稿ツールの作成

実際に記事を投稿するツールを作成します。

server.tool( 
 "publish-devto-article", 
 { 
 title: z.string().min(5).max(150), 
 content: z.string().min(100), 
 description: z.string().max(150).optional(), 
 tags: z.array(z.string().max(25)).max(4) 
}, 
 async ({ title, content, description, tags}) => { 
 // 処理を記述
} 
); 

ステップ3：DEV.toとの連携

DEV.to APIを使用して、記事を投稿する関数を実装します。typescriptでの開発知識が必要です。

async function postArticle(title, body, description, tags) { 
 const response = await fetch("https://dev.to/api/articles", { 
 method: "POST", 
 headers: { 
 "api-key": "YOUR_API_KEY", 
 "Content-Type": "application/json" 
 }, 
 body: JSON.stringify({ 
 article: { 
 title, 
 body_markdown: body, 
 published: true, 
 description, 
 tags 
 } 
 }) 
 }); 
}

MCPは何がすごいのか？

• AIが記事を作成し、直接公開できる
• API連携により、検証機能が組み込まれているため、すべての要件を満たしていることを保証
• エラー処理もスムーズ
• 拡張性が高く、機能を追加できる

必要なもの

• MCP SDK
• DEV.to APIキー
• TypeScriptの基本的な知識
• 冒険心

まとめ：AIが記事を投稿する未来

AIはコードを書くのを助けるだけでなく、記事を書き、公開することまで可能になりました。

この記事自体が、MCPを使って投稿されたという事実は、その可能性を物語っています。あなたも自動投稿システムを構築して、未来を体験してみませんか？ APIの活用事例として、とても興味深い試みです。